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アメリカ人夫婦の理不尽な抗議

ケーススタディ

ご近所トラブルといえば、あの日々の事を思い出します。私が旦那と結婚をして初めて住んでいた、マンションでの出来事です。旦那が見つけてくれて、私達はマンションの2階に住むことになりました。なかなか広くていい感じの間取りで、私は直ぐに気に入りました。

引っ越して暫くすると、近所の人達の事が気になり始めました。1階、3階、そして隣の人たちがどんな人なのかなと思い始めた頃でした。一階の人とは時々出会いました。こちらから挨拶をするものの、向こうは余り愛想がよくありませんでした。私たちの上の3階の人は、引越しをしていると、声を掛けてくれ、重いソファを見かねて、運ぶのを手伝ってくれたほど、優しい人でした。気になる一階の人はどうやら、アメリカ人の夫婦でした。

私は旦那が仕事に出掛けて、暫くして朝の十時頃、掃除機を掛け、洗濯機を使いました。すると、お昼頃、大家さんから突然、電話が掛かりました。一階の人が私たちがうるさいと苦情の電話が掛かっていると言われました。私は、大家さんに説明をしました。それからは、なるべく一階の人が出掛けたのを見計らって、掃除や洗濯をしていました。

そして又、一週間して、大家さんから電話が掛かりました。一階の人が又、私がうるさくしていると苦情が来ているということでした。私は昼間は1人です。歩くときは、大家さんからの初めての電話以来、つま先でそっと歩く毎日だったのです。私がうるさくするはずがありません。私はその事を大家さんに伝えました。

又その後、私が旦那と夕食をしながら、テレビを見ていたときに、今度は私たちのドアを強く叩く音がしました。驚いて出てみると、一階の旦那さんのほうが、怒りで顔を赤くしているのか、立っていたのです。一言、静かにしてくれと言われました。私達は全く理解が出来ません。それから暫くして、大家さんが私たちの家にやってきました。私達はありのままの事を伝えました。

それでやっと大家さんは私たちの事を分かってくれたのです。それから数週間して、一階の人たちは引っ越していきました。私達はやっと自由になった気持ちになりました。自分たちの家であり、生活の音をさせてはいけないとずっと気を使っていました。今思うと本当にぞっとする日々でした。もしかしたら何か問題を作って出て行く理由にしようとそのアメリカ人は考えていたのかも知れません。

「マッドウルブズ・トラブル解決団」のスタッフにアメリカ在住歴のある方がいて、責任を大家に押しつけると有利に引っ越せるので、そう言うことをする人もいると聞いていたので、今回は慌てずに対処できました。大変助かりました。

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