数年前に、タバコの煙が原因のご近所トラブルに合いました。
私はタバコが嫌いで、タバコを吸う人が遊びに来ても家の中では吸わせません。ベランダに出てもらって、窓を閉め切って吸ってもらうような状態です。
しかし、隣の部屋の人がベランダで吸ったりする事もあり、その煙が自分の部屋に入ってくるのが不快でした。煙というよりは、匂いなんですが、匂いが自分の部屋にも染み付いてしまいそうで、隣の人がタバコを吸うと、開けていた窓を閉めるようにしていました。
私はクーラーが嫌いで、春から秋くらいまで窓を開けたまま過ごす事が多かったので、タバコが原因で窓を閉める事も多かったです。
そんなことを続けていたら、ある日玄関に張り紙がされていました。
窓を締める音がうるさい、という内容だったのですが、パソコンで書かれていて、次に音を出したら承知しないということが、乱暴な文章で書かれていました。
どうしたらいいのか悩んだのですが、友人のご主人が警察の方だったので、どうしたらいいか相談し、交番に行くように勧められました。脅迫ともとれるような文章だったからです。そして、マンション暮らしだったのですが、管理人が常駐しているような所ではなかったのです。
交番では、どのようなことがあったのか聞かれ、張り紙をコピーし、パトロールを増やすと言われました。それから、何かあったらすぐに警察を呼ぶように言われました。
警察から管理会社にも連絡が行ったようで、管理会社からも詳細を聞かれ、ありのままを伝えました。
その後、何事もなく過ごしていたのですが、ある日友人と部屋でわいわい食事をしていたとき、またタバコの匂いがして来たので、窓を閉めました。すると、隣の部屋が急に騒がしくなり、インターホンを押す事もなく玄関のドアを開けようとし、ガンガン音がして来ました。開けろみたいな事を叫ぶ声がし、怖かったので警察を呼び、10分くらいで警察が来ました。
警察の方に、多分隣の人が怒ってドアを開けようとして叫んでいたと伝えると、隣の人に事情を聞きに行ってくれました。そして警察の方が説明してくれたのですが、隣人が煙草を吸うたびに、すぐに嫌みのように窓をうるさく閉められるのでイライラしていた、とのことでした。
私は窓をいやみったらしく締めていたわけではありません。ただ、窓の立て付けと言うか、窓と網戸の組み合わせが悪く、窓を閉める時に少し音がしてしまう事があったのです。その音が隣人には不快だったらしく、ずっとイライラしていたというのです。
その日は警察の方が注意をしてくれて、とりあえず事無きを得ました。ですが、隣人が怖い人だと言う印象を持ってしまったので、出かける時にすれ違わないかとか、帰りに同じタイミングになったらどうしよう等、しばらく不安でした。幸いすれ違う事もなく、本格的なトラブルにはならなかったのですが、管理会社も特に何かしてくれるわけではなく、静かに過ごしてくださいというだけだったのが不安でした。
どうしたら良かったのか、今でも良くわかりませんが、住宅に住んでいる限りは物音を極力たてないように過ごすしかないと思います。生活音くらいで苦情が来るようならば、すぐに管理会社に相談をしておくべきなのかなと思いました。